今回は「repute」と「reputation」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「repute」の意味と使い方
「repute」は、「評判」「評価」という意味の名詞です。やや古風でフォーマルな響きがあり、現代英語の日常会話ではあまり頻繁には使われません。「of good repute(評判が良い)」や「a place of ill repute(評判の悪い場所)」といった決まった表現で使われることが多いです。
「repute」を使った例文をみてみましょう。
- He is a scholar of high repute.
彼は高い評価を受けている学者です。 - The inn is of good repute among travelers.
その宿は旅行者の間で評判が良いです。 - It was once a place of ill repute.
そこはかつて評判の悪い場所でした。
「reputation」の意味と使い方
「reputation」は、「評判」「名声」という意味の名詞です。フォーマルからカジュアルまで幅広い場面で使われ、人物や企業、場所などの社会的評価を表します。
「reputation」を使った例文をみてみましょう。
- She has a reputation for being honest.
彼女は正直な人として評判です。 - The restaurant has a great reputation.
そのレストランは高い評判を得ています。 - He damaged his reputation by lying.
彼は嘘をついて評判を落としました。
「repute」と「reputation」の違いとは
「repute」は、やや古風・フォーマルで限定的な場面で使われる「評判」という意味の語で、特に慣用句や文学的な表現で見られます。
一方、「reputation」は、現代英語で一般的に使われる「評判」「名声」を意味する言葉で、フォーマル・カジュアル問わず幅広く用いられます。
まとめ
今回は「repute」と「reputation」の意味や使い方の違いについて解説しました。「repute」は古風で限定的な使われ方をする一方、「reputation」は現代でも広く使われる汎用的な単語です。文章の雰囲気や場面に応じて選び分けましょう。