今回は「wrath」と「wrathful」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「wrath」の意味と使い方
「wrath」は、「激しい怒り」「憤怒」という意味の名詞です。非常に強い怒りを表し、日常会話ではあまり使われず、やや古風または文学的・宗教的な文脈で使われることが多い言葉です。
「wrath」を使った例文をみてみましょう。
- He feared the wrath of the king.
彼は王の激しい怒りを恐れていました。 - The gods punished them with divine wrath.
神々は彼らを神の怒りで罰しました。 - Her wrath was terrifying to witness.
彼女の怒りは見る者を恐れさせました。
「wrathful」の意味と使い方
「wrathful」は、「激怒した」「怒りに満ちた」という意味の形容詞です。「wrath(怒り)」という感情を持っている状態の人や様子を表します。こちらもややフォーマルまたは文語的で、詩や物語などでよく見られます。
「wrathful」を使った例文をみてみましょう。
- The wrathful judge sentenced the criminal harshly.
激怒した裁判官はその犯人に厳しい判決を下しました。 - She gave him a wrathful glare.
彼女は彼に怒りに満ちた視線を投げかけました。 - A wrathful storm swept through the land.
怒り狂うような嵐がその地を襲いました。
「wrath」と「wrathful」の違いとは
「wrath」と「wrathful」の違いについてみていきましょう。
「wrath」は名詞で、「怒り」という感情そのものを表します。何かに対する激しい怒りを指す時に使われ、抽象的な概念として扱われることも多いです。
一方、「wrathful」は形容詞で、「怒りに満ちている様子」や「怒っている状態」を表します。人や表情、状況などに対して使われます。
まとめ
今回は「wrath」と「wrathful」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「wrath」は激しい怒りそのものを表す名詞で、「wrathful」はその怒りを持っている状態を表す形容詞です。どちらもフォーマルまたは文学的な表現なので、文章や文脈に応じて適切に使い分けましょう。