今回は「wary」と「guarded」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「wary」の意味と使い方
「wary」は、「用心深い」「警戒している」という意味の形容詞です。何かに対して注意を払い、リスクや危険を避けようとする慎重な態度を表します。特に、過去の経験や不信感から慎重になる場合に使われることが多いです。
「wary」を使った例文をみてみましょう。
- She was wary of strangers.
彼女は見知らぬ人に用心していました。 - Investors are wary of the new policy.
投資家たちはその新しい政策に警戒しています。 - He gave her a wary look.
彼は彼女に警戒した目を向けました。
「guarded」の意味と使い方
「guarded」は、「慎重な」「心を開かない」「警戒した」という意味の形容詞です。自分の感情や考えを簡単には表に出さない態度や、他人に対して距離を置くような姿勢を表します。特に感情や情報のやり取りに関して慎重である場合に使われます。
「guarded」を使った例文をみてみましょう。
- He gave a guarded response.
彼は慎重な返答をしました。 - She is always guarded when talking about her past.
彼女は過去のことを話すときはいつも慎重です。 - His body language was guarded and distant.
彼のボディランゲージは警戒していて距離を感じさせました。
「wary」と「guarded」の違いとは
「wary」と「guarded」は、どちらも警戒心や慎重さを表しますが、ニュアンスが異なります。
「wary」は、危険やリスクを避けようとする外的な警戒心に重点があります。行動を起こす前に慎重になる姿勢を表すときに使われます。
一方、「guarded」は、感情や情報を表に出さないという内面的な防御のニュアンスが強いです。特に人間関係や会話の中で、心を開かずに慎重にふるまう場合によく使われます。
まとめ
今回は「wary」と「guarded」の意味や使い方の違いについて解説しました。「wary」は外的な危険に対する用心深さを示し、「guarded」は内面的な感情や情報のコントロールに関する慎重さを示します。状況や文脈に応じて、適切に使い分けることが大切です。