今回は「thorough」と「through」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「thorough」の意味と使い方
「thorough」は、「徹底的な」「完全な」という意味の形容詞です。何かを細部まで注意深く行うことや、手抜きのない状態を表します。仕事や調査など、細かく注意を払う場面でよく使われます。
「thorough」を使った例文をみてみましょう。
- She conducted a thorough investigation.
彼女は徹底的な調査を行いました。 - We need a thorough cleaning of this room.
この部屋を徹底的に掃除する必要があります。 - He gave a thorough explanation of the problem.
彼はその問題について詳しく説明しました。
「through」の意味と使い方
「through」は、「〜を通って」「〜を通じて」という意味の前置詞、副詞、または形容詞です。何かの中を通過することや、ある手段を用いることを表します。
「through」を使った例文をみてみましょう。
- We walked through the park.
私たちは公園を通って歩きました。 - He got the job through a friend.
彼は友人を通じてその仕事を得ました。 - The tunnel goes through the mountain.
そのトンネルは山を貫通しています。
「thorough」と「through」の違いとは
「thorough」と「through」の違いについてみていきましょう。
「thorough」は形容詞で、「徹底的な」「完全な」という意味を持ちます。何かを細かい部分までしっかりと行うことや、完全な状態を表現するときに使います。
一方、「through」は前置詞や副詞として使われ、「〜を通って」「〜を通じて」という意味を持ちます。物理的な移動だけでなく、手段や過程を表すこともあります。
まとめ
今回は「thorough」と「through」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「thorough」は「徹底的な」「完全な」という意味の形容詞で、細部までしっかり行うことを示します。「through」は「〜を通って」「〜を通じて」という意味の前置詞や副詞で、移動や手段を表します。意味も品詞も異なるため、正しく使い分けることが重要です。