今回は「survive」と「persist」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「survive」の意味と使い方
「survive」は、「生き延びる」「生き残る」「(困難などを)乗り越える」という意味の動詞です。主に命に関わるような状況や、非常に困難な環境を乗り越えることに使われます。
「survive」を使った例文をみてみましょう。
- He survived the car accident.
彼は自動車事故を生き延びました。 - They survived in the mountains for a week.
彼らは山中で1週間生き延びました。 - The company survived the economic crisis.
その会社は経済危機を乗り越えました。
「persist」の意味と使い方
「persist」は、「持続する」「粘り強く続ける」「(困難にもかかわらず)あきらめない」という意味の動詞です。物事を続けることや、状態・感情・問題が続くことを表します。努力や根気強さを強調したいときに使います。
「persist」を使った例文をみてみましょう。
- She persisted in her efforts to learn English.
彼女は英語を学ぶ努力をあきらめずに続けました。 - If symptoms persist, see a doctor.
症状が続くようなら、医師に診てもらってください。 - He persisted despite the difficulties.
彼は困難にもかかわらず粘り強く続けました。
「survive」と「persist」の違いとは
「survive」と「persist」の違いについてみていきましょう。
「survive」は、生命の危機や困難な状況を「生き残る」「乗り越える」という意味合いを持ちます。特に命に関わる場面や大きな危機に直面したときによく使われます。
一方、「persist」は、困難があってもあきらめずに「続ける」ことに焦点があります。粘り強さや持続性を表現する際に使われ、自分の意志で何かを続ける姿勢に使われることが多いです。
まとめ
今回は「survive」と「persist」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「survive」は命や大きな困難に関わる場面で「生き延びる」ことを示し、「persist」は困難に直面してもあきらめずに「続ける」ことを表します。状況や文脈に応じて、適切に使い分けましょう。