今回は「refer」と「mention」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「refer」の意味と使い方
「refer」は、「言及する」「参照する」「紹介する」といった意味の動詞です。話の中で何かや誰かについて触れたり、情報源や別の人物・機関に導いたりする際に使われます。ややフォーマルで、文脈によって意味が広がる言葉です。
「refer」を使った例文をみてみましょう。
- She referred to the report during the meeting.
彼女は会議中にその報告書に言及しました。 - Please refer to the manual for instructions.
手順についてはマニュアルを参照してください。 - The doctor referred him to a specialist.
医者は彼を専門医に紹介しました。
「mention」の意味と使い方
「mention」は、「〜に軽く触れる」「〜について話す」という意味の動詞です。会話や文章の中で、ある話題や名前を「少しだけ」言及する時に使います。カジュアルな場面からビジネスシーンまで幅広く使われます。
「mention」を使った例文をみてみましょう。
- Did he mention the deadline?
彼は締め切りについて言及しましたか? - She mentioned your name in the interview.
彼女は面接であなたの名前に触れました。 - I forgot to mention that I’m on vacation next week.
来週は休暇中だということを言い忘れました。
「refer」と「mention」の違いとは
「refer」と「mention」の違いについてみていきましょう。
「mention」は、ある事柄に軽く触れる、簡単に言及するという意味で使われ、主に表面的な話題の提示に適しています。何かについて「ちょっとだけ言う」イメージです。
一方、「refer」は、何かを参照したり、より詳しく関係づけたり、他の情報源や人物へとつなげるときに使われます。単なる言及よりも、情報の出どころやつながりが重要な場合に用いられます。
まとめ
今回は「refer」と「mention」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「mention」は気軽に何かに触れるときに使える表現であり、「refer」はより明確に参照したり、詳しく関係づけたりする場面で使われる、少しフォーマルな表現です。文脈に応じて適切に使い分けましょう。