今回は「practice」と「practise」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「practice」の意味と使い方
「practice」は、「練習」「実践」「習慣」といった意味の名詞です。また、アメリカ英語では「実行する」「練習する」という意味の動詞としても使われます。何かを繰り返し行って上達させること、または特定の活動や行動を継続して行うことを指します。
「practice」を使った例文をみてみましょう。
- She practices the piano every day.
彼女は毎日ピアノを練習しています。 - It’s good practice to back up your files regularly.
定期的にファイルをバックアップすることは良い習慣です。 - The doctor has a busy practice.
その医者は忙しい診療をしています。
「practise」の意味と使い方
「practise」は、イギリス英語で動詞として使われます。アメリカ英語の「practice」に相当し、何かを繰り返し行うことで習得する行為や、実際に何かを行うことを表します。
「practise」を使った例文をみてみましょう。
- He practises playing tennis every weekend.
彼は毎週末テニスの練習をしています。 - She is practising for the school play.
彼女は学校の劇のために練習しています。 - I need to practise my English more.
もっと英語を練習する必要があります。
「practice」と「practise」の違いとは
「practice」と「practise」の違いについてみていきましょう。
アメリカ英語(American English)では、名詞も動詞も「practice」を使います。一方で、イギリス英語(British English)では、名詞が「practise」、動詞が「practice」と区別されます。例えば、「医療を実践する」は「practise medicine」、「日常的な習慣」は「common practice」といったように使い分けられます。
要するに、アメリカ英語では名詞・動詞ともに「practice」一つで済みますが、イギリス英語では名詞は「practice」、動詞は「practise」のように使い分けます。
まとめ
今回は「practice」と「practise」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。アメリカ英語では「practice」が名詞・動詞両方に使われるのに対し、イギリス英語では「practice」が名詞、「practise」が動詞として使われます。どちらのバージョンを使うかは、英語を話す地域によって異なるため、文脈に応じて使い分けることが大切です。