今回は「plead」と「pleaded」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「plead」の意味と使い方
「plead」は、「嘆願する」「懇願する」「(法廷で)申し立てる」といった意味を持つ動詞です。フォーマルな場面や法律用語としてもよく使われます。感情を込めて強く訴えるようなニュアンスがあります。
「plead」を使った例文をみてみましょう。
- She pleaded for help.
彼女は助けを懇願しました。 - The lawyer will plead his case in court.
弁護士は法廷で自分の主張を述べる予定です。 - He pleaded with his parents to let him go.
彼は両親に行かせてほしいと必死に頼みました。
「pleaded」の意味と使い方
「pleaded」は、「plead」の過去形・過去分詞です。つまり、「懇願した」「申し立てた」という意味になります。「pleaded」はアメリカ英語とイギリス英語の両方で使われますが、アメリカ英語では「pled」という不規則変化も一般的です(特に口語や法律文書で見られます)。
「pleaded」を使った例文をみてみましょう。
- She pleaded for mercy.
彼女は慈悲を懇願しました。 - The defendant pleaded not guilty.
被告は無罪を主張しました。 - He pleaded with the teacher for another chance.
彼は先生にもう一度チャンスをくださいと懇願しました。
「plead」と「pleaded」の違いとは
「plead」は動詞の原形で、「〜を懇願する」「〜を主張する」という意味を持ちます。一方、「pleaded」はその過去形・過去分詞形で、すでに起こった行動を表します。
また、アメリカ英語では過去形に「pled」を使うこともあり、「He pled guilty.(彼は有罪を認めた)」のように表現されることもありますが、「pleaded」はより広く認知されており、公式文書や教育現場ではこちらが推奨される傾向にあります。
まとめ
今回は「plead」と「pleaded」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「plead」は「懇願する」「申し立てる」という動詞で、その過去形・過去分詞が「pleaded」です。アメリカ英語では「pled」という形も使われますが、「pleaded」がよりフォーマルで一般的です。動詞の時制に応じて、正しく使い分けることが大切です。