今回は「people」と「persons」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「people」の意味と使い方
「people」は、「人々」「人間」という意味の名詞で、「person(人)」の複数形として最も一般的に使われます。カジュアルからフォーマルまで幅広い場面で使われ、人数を表す際に最も自然な表現です。
「people」を使った例文をみてみましょう。
- There were many people at the park.
公園にはたくさんの人がいました。 - People are worried about the environment.
人々は環境について心配しています。 - I like meeting new people.
新しい人と出会うのが好きです。
「persons」の意味と使い方
「persons」も「person」の複数形ですが、非常にフォーマルで法律的・公式な文脈で使われます。日常英会話ではあまり使われず、規則文、契約書、警察の報告などでよく見られる表現です。
「persons」を使った例文をみてみましょう。
- The elevator has a maximum capacity of 10 persons.
このエレベーターの最大定員は10名です。 - Missing persons should be reported to the police.
行方不明者は警察に届け出るべきです。 - Only authorized persons are allowed beyond this point.
許可された者のみがこの先に進入できます。
「people」と「persons」の違いとは
「people」と「persons」の違いについてみていきましょう。
「people」は、日常的かつ自然な「人々」の複数形で、感情・意見・集団などを扱う時に使われます。最も一般的で、ほとんどの文脈で使えます。
一方、「persons」は非常に形式ばった表現で、法律的・規則的な文書に限定して使われることが多いです。「正確な人数を表す必要がある公式な文脈」で用いられるのが特徴です。
まとめ
今回は「people」と「persons」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「people」は最も一般的な「人々」の表現で、日常会話でも幅広く使われます。一方、「persons」はフォーマルかつ法律的な文脈に限定される特別な表現です。普段は「people」を使い、必要に応じて「persons」を使い分けるようにしましょう。