今回は「latter」と「ladder」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「latter」の意味と使い方
「latter」は、「後者の」「後の方の」という意味の形容詞です。2つのうち、後に述べられた方を指すときに使われます。文章や説明の中で選択肢を提示した際によく使われます。フォーマルな印象があり、書き言葉でよく見られます。
「latter」を使った例文をみてみましょう。
- I was offered a job in Tokyo or Osaka, and I chose the latter.
東京か大阪で仕事を提示され、私は後者(大阪)を選びました。 - Between tea and coffee, I prefer the latter.
紅茶とコーヒーなら、私は後者の方が好きです。 - The latter part of the movie was more exciting.
映画の後半の方がもっと面白かったです。
「ladder」の意味と使い方
「ladder」は、「はしご」「階段状のもの」という意味の名詞です。物理的なはしごだけでなく、「出世の階段(career ladder)」のように比喩的な使い方もされます。発音やスペルが「latter」と似ているため、混同しやすい単語です。
「ladder」を使った例文をみてみましょう。
- He climbed up the ladder to fix the roof.
彼は屋根を修理するために、はしごを登りました。 - Be careful when using a ladder.
はしごを使うときは注意してください。 - She is moving up the corporate ladder quickly.
彼女は会社で急速に出世しています。
「latter」と「ladder」の違いとは
「latter」と「ladder」の違いについてみていきましょう。
「latter」は形容詞で、「2つあるもののうち後の方」を表します。対になる語として「former(前者)」があります。主に文の構造や比較の中で使われます。
一方、「ladder」は名詞で、「はしご」や「段階的な構造」を指します。物理的なはしごだけでなく、比喩的にもよく使われます。
この2語は発音が似ているため、リスニングの際に聞き間違えやすいですが、意味も品詞も異なるので注意しましょう。
まとめ
今回は「latter」と「ladder」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「latter」は2つのうちの後者を指す形容詞で、「ladder」は物理的または比喩的な「はしご」を指す名詞です。スペルや発音が似ているため混同しやすいですが、文脈でしっかり区別して使いましょう。