今回は「fuming」と「livid」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「fuming」の意味と使い方
「fuming」は、「怒りで煙を出しているような」「激怒している」という意味の形容詞です。もともとは「煙を出す」という意味の動詞「fume」から派生しており、怒りを内にためている様子や、我慢の限界に近い状態を表します。カジュアルな場面でもよく使われます。
「fuming」を使った例文をみてみましょう。
- He was fuming after the meeting.
彼は会議のあとで激怒していました。 - She sat there fuming with anger.
彼女は怒りに満ちてそこに座っていました。 - I’m still fuming about what happened yesterday.
昨日の出来事にはまだ腹が立っています。
「livid」の意味と使い方
「livid」は、「激怒して」「怒りで顔が青ざめた」という意味の形容詞です。とても強い怒りの状態を表し、「fuming」よりもさらに感情の爆発に近い、深い怒りを含む表現です。フォーマルにもカジュアルにも使われますが、やや文学的な響きもあります。
「livid」を使った例文をみてみましょう。
- She was livid when she found out the truth.
真実を知ったとき、彼女は激怒しました。 - He went livid with rage.
彼は激しい怒りで顔色を変えました。 - My dad was livid when I crashed the car.
私が車をぶつけたとき、父は怒り狂っていました。
「fuming」と「livid」の違いとは
「fuming」と「livid」の違いについてみていきましょう。
「fuming」は、怒りを我慢している状態や、内面で怒りがくすぶっているようなイメージです。怒っていることが表に出る場合もありますが、「怒りでプンプンしている」という感じの表現です。
一方、「livid」は、感情のコントロールを失うほど激怒している状態を指し、非常に強い怒りを表します。表情や態度にもはっきりと表れる怒りのレベルです。
まとめ
今回は「fuming」と「livid」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「fuming」は怒りを内に秘めながらも我慢できないような状態を指し、「livid」はそれ以上に感情が爆発しそうな激しい怒りを表します。どちらも非常に怒っている状態ですが、ニュアンスの違いを理解して適切に使い分けましょう。