今回は「dismayed」と「discouraged」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「dismayed」の意味と使い方
「dismayed」は、「動揺した」「落胆した」「がっかりした」という意味の形容詞です。予想外の悪い出来事やニュースにショックを受け、困惑したり悲しくなったりする時に使われます。驚きと失望が混ざった感情を表します。
「dismayed」を使った例文をみてみましょう。
- She was dismayed by the sudden change of plans.
彼女は突然の計画変更に動揺しました。 - We were dismayed to hear the bad news.
私たちはその悪い知らせにがっかりしました。 - He looked dismayed when he saw the test results.
彼はテストの結果を見て落胆した様子でした。
「discouraged」の意味と使い方
「discouraged」は、「やる気をなくした」「落ち込んだ」「がっかりした」という意味の形容詞です。努力した結果が報われなかったり、困難に直面したりして、自信や意欲を失うような場面で使われます。
「discouraged」を使った例文をみてみましょう。
- Don’t get discouraged by failure.
失敗で落ち込まないでください。 - She felt discouraged after her idea was rejected.
彼女は自分のアイデアが却下されて落ち込みました。 - He sounded discouraged about finding a new job.
彼は新しい仕事を見つけることに対して気落ちしているようでした。
「dismayed」と「discouraged」の違いとは
「dismayed」は、ショックや驚き、困惑を伴う落胆を意味し、突然の悪い出来事に対する感情反応として使われることが多いです。主に感情の「動揺」や「困惑」に焦点があります。
一方、「discouraged」は、継続して努力していたことに対して期待が裏切られたり失敗したりした結果、モチベーションや希望を失って「やる気をなくす」状態を指します。気持ちがしぼむような感覚です。
まとめ
今回は「dismayed」と「discouraged」の意味や使い方の違いについて解説しました。「dismayed」は予想外の悪い状況に対する驚きと落胆を含む感情を表し、「discouraged」は意欲や希望を失うような、長期的な落ち込みを表します。似ているようでニュアンスが異なるので、文脈に応じて使い分けましょう。