今回は「disgust」と「aversion」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「disgust」の意味と使い方
「disgust」は、「嫌悪感」「吐き気を催すほどの不快感」を表す名詞や動詞です。非常に強いネガティブな感情を表し、何かに対して「生理的に無理」と感じるような場面で使われます。
「disgust」を使った例文をみてみましょう。
- The smell of the garbage filled her with disgust.
ゴミの臭いに彼女は嫌悪感を抱きました。 - He was disgusted by their behavior.
彼は彼らの行動に嫌気がさしていました。 - His cruelty to animals caused widespread disgust.
彼の動物に対する残酷な行為は多くの人に嫌悪感を与えました。
「aversion」の意味と使い方
「aversion」は、「強い嫌悪感」「避けたいという気持ち」を意味する名詞です。嫌悪の感情はあるものの、「disgust」よりもやや冷静で理性的な印象があり、特定の物事を避けようとする傾向を示します。
「aversion」を使った例文をみてみましょう。
- She has a strong aversion to spicy food.
彼女は辛い食べ物が大の苦手です。 - He felt an aversion to crowded places.
彼は人混みに対して嫌悪感を抱いていました。 - Her aversion to violence is well known.
彼女が暴力を嫌っていることはよく知られています。
「disgust」と「aversion」の違いとは
「disgust」と「aversion」の違いについて見てみましょう。
「disgust」は、生理的・感情的に「強く嫌だ」と感じるときに使われる非常に強い表現です。見た目・におい・行動などに対して瞬間的に湧き上がる嫌悪感に近いです。
一方、「aversion」は、ある対象に対して「避けたい」「好きではない」といった持続的で理性的な嫌悪を表します。「嫌いだが我慢できなくはない」といったニュアンスも含まれます。
まとめ
今回は「disgust」と「aversion」の意味や使い方の違いについて解説しました。「disgust」は強烈な嫌悪感を示すカジュアル〜感情的な表現で、「aversion」はもう少し穏やかで理性的な「嫌い・避けたい」という気持ちを表します。状況や感情の強さに応じて、適切に使い分けましょう。