今回は「destroy」と「destruction」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「destroy」の意味と使い方
「destroy」は、「破壊する」「壊す」という意味の動詞です。物や建物、人の希望や計画など、あらゆるものを完全に壊す、機能しなくするというニュアンスがあります。
「destroy」を使った例文をみてみましょう。
- The fire destroyed the entire building.
火災は建物全体を焼き尽くしました。 - The earthquake destroyed many homes.
地震は多くの家を破壊しました。 - Negative thoughts can destroy your confidence.
ネガティブな考えは自信を打ち砕くことがあります。
「destruction」の意味と使い方
「destruction」は、「破壊」「壊すこと」という意味の名詞です。「destroy」という動詞の名詞形で、破壊された状態や、その行為自体を表します。ニュースや報告書など、少しフォーマルな文脈でよく使われます。
「destruction」を使った例文をみてみましょう。
- The hurricane caused massive destruction.
ハリケーンは甚大な被害をもたらしました。 - War leads to the destruction of cities.
戦争は都市の破壊につながります。 - We must prevent the destruction of the environment.
私たちは環境の破壊を防がなければなりません。
「destroy」と「destruction」の違いとは
「destroy」と「destruction」の違いを見ていきましょう。
「destroy」は動詞で、「〜を壊す・破壊する」という行動や動作を表します。一方、「destruction」は名詞で、「破壊された状態」や「破壊行為そのもの」を意味します。
例えば、「彼らは建物を壊した」は「They destroyed the building.」、「建物の破壊は大規模だった」は「The destruction of the building was massive.」というように使い分けます。
まとめ
今回は「destroy」と「destruction」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「destroy」は動詞で「壊す」行為そのものを表し、「destruction」はその結果や状態を指す名詞です。文の役割(動作か、状態・名詞か)に応じて正しく使い分けましょう。