今回は「depressed」と「despondent」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「depressed」の意味と使い方
「depressed」は、「落ち込んでいる」「憂うつな」という意味の形容詞です。精神的な疲れや悲しみ、意欲の低下を感じる状態を表します。軽い気分の落ち込みから、医学的なうつ状態まで、幅広く使われます。
「depressed」を使った例文をみてみましょう。
- I’ve been feeling depressed lately.
最近ずっと気分が落ち込んでいます。 - He was depressed after losing his job.
彼は仕事を失って落ち込んでいました。 - She looked depressed and tired.
彼女は落ち込んでいて疲れているように見えました。
「despondent」の意味と使い方
「despondent」は、「失望して元気をなくした」「意気消沈した」という意味の形容詞です。強い絶望感や無力感があり、何かに対する希望ややる気を完全に失った状態を表します。フォーマルで文学的な響きを持つ語です。
「despondent」を使った例文をみてみましょう。
- He grew despondent after repeated failures.
繰り返しの失敗で彼はすっかり意気消沈しました。 - She felt despondent about the future.
彼女は将来について絶望的な気持ちになっていました。 - The team looked despondent after the loss.
そのチームは敗北後、意気消沈しているように見えました。
「depressed」と「despondent」の違いとは
「depressed」は、気分が落ち込んでいる状態を表す一般的な言葉で、日常会話や医学的な文脈でも使われます。程度の軽い落ち込みから深刻なうつ病まで、幅広く対応する表現です。
一方、「despondent」は、希望を完全に失った深い失望や絶望を表し、より強い感情を伴います。ややフォーマルで文学的な響きを持ち、感情の深刻さを強調したいときに使われます。
まとめ
今回は「depressed」と「despondent」の意味や使い方の違いについて解説しました。「depressed」は一般的で広く使われる落ち込みの表現であり、「despondent」はより深く絶望的な感情を表すフォーマルな語です。気分の程度や文脈に応じて、使い分けることが大切です。