今回は「compare」と「contrast」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「compare」の意味と使い方
「compare」は、「比較する」という意味の動詞です。2つ以上のものの「似ている点」や「共通点」を調べたり示したりする時に使われます。「~と比べる(compare with / to)」という形でよく使われます。
「compare」を使った例文をみてみましょう。
- Let’s compare the two products.
その2つの製品を比較してみましょう。 - Compared to last year, sales have increased.
昨年と比べて、売上が増えました。 - You can’t compare apples to oranges.
リンゴとオレンジを比べることはできません(全く違うものを比較してはいけない)。
「contrast」の意味と使い方
「contrast」は、「対比する」「違いを明確にする」という意味の動詞および名詞です。物事の「違い」や「対照的な点」を強調するときに使われます。「~と対比して(in contrast to / with)」という形で使われることが多いです。
「contrast」を使った例文をみてみましょう。
- The teacher asked us to contrast city life and country life.
先生は都市生活と田舎生活の違いを対比するように言いました。 - Her calm manner is in sharp contrast to his temper.
彼女の落ち着いた態度は、彼の怒りっぽさと対照的です。 - The colors contrast nicely.
色の対比がきれいです。
「compare」と「contrast」の違いとは
「compare」と「contrast」の違いについてみていきましょう。
「compare」は「似ている点や共通点を見つけること」に重点があります。つまり、同じ部分や共通する特徴を明らかにするために使います。
一方、「contrast」は「違いを強調する」ことに焦点を置いた言葉です。対照的な特徴や性質を明確に示したいときに使われます。
まとめ
今回は「compare」と「contrast」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「compare」は類似点を探すとき、「contrast」は相違点を強調するときに使います。どちらも分析や説明をする際に非常に便利な表現なので、目的に応じて使い分けましょう。