今回は「bother」と「hassle」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「bother」の意味と使い方
「bother」は、「悩ませる」「困らせる」「面倒をかける」という意味の動詞です。人に迷惑をかけたり、わずらわせたりする状況で使われます。また、自分が「わざわざ~する」や「気にする」という意味でも使われます。
「bother」を使った例文をみてみましょう。
- I’m sorry to bother you, but could you help me?
お邪魔してすみませんが、手伝っていただけますか? - Don’t bother about it.
そんなこと気にしないで。 - He didn’t bother to reply to my message.
彼は私のメッセージに返信しようともしなかった。
「hassle」の意味と使い方
「hassle」は、「面倒」「やっかいなこと」という意味の名詞、および「悩ませる」「しつこく要求する」という意味の動詞です。名詞としては、面倒な手続きやトラブルなど、煩わしさを表現するカジュアルな表現です。動詞としては、相手をしつこく困らせる、悩ませるという意味になります。
「hassle」を使った例文をみてみましょう。
- It was a hassle to get all the documents ready.
書類を全部揃えるのは面倒だった。 - Sorry for the hassle.
面倒をかけてごめんなさい。 - Stop hassling me about it!
そのことでしつこく言うのはやめて!
「bother」と「hassle」の違いとは
「bother」と「hassle」の違いについてみていきましょう。
「bother」は、相手をわずらわせる行為や、わずらわしい気持ちそのものを表します。相手に迷惑をかけることや、自分がわざわざ労力をかけるときに使います。比較的丁寧でフォーマルな場面でも使える言葉です。
一方、「hassle」は、もっとカジュアルで口語的な表現です。名詞として「面倒なこと」、動詞として「悩ませる・しつこく迫る」というニュアンスが強く、特にトラブルや複雑な状況、しつこい要求に対して使われることが多いです。
まとめ
今回は「bother」と「hassle」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「bother」は「わずらわせる」「面倒をかける」といったニュアンスでフォーマルな場面にも適しており、「hassle」は「面倒」「やっかい」というカジュアルで強いニュアンスのある単語です。どちらも「面倒」に関連する表現ですが、状況や相手に合わせて使い分けることが重要です。