今回は「appease」と「mollify」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「appease」の意味と使い方
「appease」は、「なだめる」「(要求を受け入れて)鎮める」という意味の動詞です。相手の怒りや不満を解消するために、相手の要求を飲んだり、何かを与えたりするという「譲歩」のニュアンスが強く含まれます。
「appease」を使った例文をみてみましょう。
- The manager offered a full refund to appease the angry customer.
店長は怒っている客をなだめるために全額返金を申し出ました。 - He bought a toy to appease his crying child.
彼は泣いている子供をなだめるためにおもちゃを買いました。 - Attempts to appease the dictator failed.
その独裁者をなだめようとする試みは失敗しました。
「mollify」の意味と使い方
「mollify」は、「(怒りや不安を)和らげる」「落ち着かせる」という意味の動詞です。硬化した態度や激しい感情を「軟化させる(ソフトにする)」というニュアンスがあり、言葉や態度によって相手の激昂や心配を静める際に使われます。
「mollify」を使った例文をみてみましょう。
- She tried to mollify her boss with an explanation.
彼女は説明をすることで上司の怒りを和らげようとしました。 - The apology didn’t mollify the protesters.
謝罪だけでは抗議者たちを落ち着かせることはできませんでした。 - The company issued a statement to mollify investors’ fears.
その会社は投資家の不安を和らげるために声明を発表しました。
「appease」と「mollify」の違いとは
「appease」と「mollify」の違いについてみていきましょう。
「appease」は、相手を静めるために「要求に応じる」「見返りを与える」という行動に焦点が当たります。そのため、単に相手を落ち着かせるだけでなく、「対立を避けるために相手の言いなりになる」というややネガティブな意味(宥和政策など)で使われることもあります。
一方、「mollify」は、相手の「感情の激しさを減らす」という結果や心理的な変化に焦点が当たります。要求を飲むかどうかよりも、上手な説明や謝罪、態度によって、相手の怒りや不安をトーンダウンさせることを指します。
まとめ
今回は「appease」と「mollify」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「appease」は要求を満たすことで相手を鎮めること、「mollify」は感情の激しさを和らげることです。相手に対する対処の仕方(譲歩か、緩和か)によって使い分けましょう。