今回は「translation」と「translatable」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「translation」の意味と使い方
「translation」は、「翻訳」や「訳文」という意味の名詞です。ある言語で書かれた文章や発言を、別の言語に置き換える行為やその結果を指します。日常会話からビジネス、学術分野まで幅広く使われる言葉です。
「translation」を使った例文をみてみましょう。
- This book is a Japanese translation of an English novel.
この本は英語小説の日本語訳です。 - The translation was clear and easy to understand.
その翻訳は分かりやすくて明確でした。 - Machine translation has improved a lot in recent years.
機械翻訳は近年大きく進歩しました。
「translatable」の意味と使い方
「translatable」は、「翻訳できる」「訳せる」という意味の形容詞です。ある言語の表現が、他の言語に自然にまたは正確に訳すことが可能かどうかを表します。翻訳の可能性や難しさを説明する際に使われます。
「translatable」を使った例文をみてみましょう。
- Some idioms are not easily translatable.
いくつかの慣用句は簡単には訳せません。 - The poem is beautifully written, but not very translatable.
その詩は美しく書かれていますが、あまり翻訳しやすくありません。 - This technical term is translatable into several languages.
この専門用語は複数の言語に翻訳可能です。
「translation」と「translatable」の違いとは
「translation」と「translatable」の違いについてみていきましょう。
「translation」は名詞で、「翻訳という行為」または「翻訳されたもの」を意味します。翻訳そのものを主語や目的語として扱う場面で使います。
一方、「translatable」は形容詞で、「訳せるかどうか」という性質を表します。特定の語句や文章が他の言語にうまく置き換えられるかどうかを判断・説明するときに使われます。
まとめ
今回は「translation」と「translatable」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「translation」は翻訳という行為や結果そのものを指す名詞で、「translatable」はその言葉や文章が翻訳できるかどうかを示す形容詞です。翻訳に関する話題でよく使われるこの2語は、場面に応じて適切に使い分けましょう。