今回は「clumsy」と「cumbersome」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「clumsy」の意味と使い方
「clumsy」は、「不器用な」「ぎこちない」という意味の形容詞です。動きや行動が洗練されておらず、物を落としたり、ぶつかったりするような人や動作を表します。また、比喩的に「表現がうまくない」や「手際が悪い」といった意味にも使われます。
「clumsy」を使った例文をみてみましょう。
- He’s a bit clumsy, but very kind.
彼はちょっと不器用だけど、とても優しいです。 - She made a clumsy attempt to explain her idea.
彼女は自分の考えをうまく説明しようとしたが、ぎこちなかった。 - I dropped the glass because I was being clumsy.
私は不器用だったのでグラスを落としました。
「cumbersome」の意味と使い方
「cumbersome」は、「扱いにくい」「重くてかさばる」「やっかいな」という意味の形容詞です。物理的に大きくて運びにくいものや、手間のかかる作業・手続きなどに使われます。主にフォーマルな場面や文章で使われることが多いです。
「cumbersome」を使った例文をみてみましょう。
- The box was too cumbersome to carry alone.
その箱は重くて一人では運べませんでした。 - This software has a cumbersome interface.
このソフトは操作が面倒です。 - The application process is cumbersome and slow.
申請手続きは煩雑で時間がかかります。
「clumsy」と「cumbersome」の違いとは
「clumsy」と「cumbersome」の違いについてみていきましょう。
「clumsy」は主に人やその動きに対して使われ、動作がぎこちない、不器用であることを意味します。比喩的に、話し方や文章が「下手」や「洗練されていない」と表現する時にも使われます。
一方、「cumbersome」は物や手続きなどに対して使われ、「重くて扱いづらい」「手間がかかる」といったニュアンスを持ちます。人の性格や動きには基本的に使われません。
まとめ
今回は「clumsy」と「cumbersome」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「clumsy」は人の不器用さやぎこちなさを表すカジュアルな表現であり、「cumbersome」は物理的・手続き的な「扱いにくさ」や「煩雑さ」を示すフォーマルな言葉です。どちらもネガティブなニュアンスを含みますが、使う対象と文脈に注意して使い分けましょう。