今回は「stubborn」と「obstinate」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「stubborn」の意味と使い方
「stubborn」は、「頑固な」「意地を張る」という意味の形容詞です。人が自分の意見や行動を変えようとしない様子を表し、カジュアルな会話でもよく使われる表現です。文脈によっては、やや否定的な意味合いを持つことがあります。
「stubborn」を使った例文をみてみましょう。
- He is a very stubborn person.
彼はとても頑固な人です。 - She was too stubborn to apologize.
彼女は意地を張って謝りませんでした。 - The stain is stubborn and won’t come off.
その汚れはしつこくて落ちません。
「obstinate」の意味と使い方
「obstinate」も「頑固な」「強情な」という意味の形容詞です。「stubborn」と似ていますが、ややフォーマルで、否定的なニュアンスが強めです。特に、理屈や助言を無視して意見を変えようとしない態度を指す場合に使われます。
「obstinate」を使った例文をみてみましょう。
- He remained obstinate despite all the advice.
あらゆる助言にもかかわらず、彼は頑として動きませんでした。 - She is obstinate about her views.
彼女は自分の考えに固執しています。 - An obstinate refusal to cooperate can cause problems.
協力を頑なに拒むことは問題を引き起こす可能性があります。
「stubborn」と「obstinate」の違いとは
「stubborn」と「obstinate」はどちらも「頑固さ」を表す言葉ですが、ニュアンスに違いがあります。
「stubborn」は、日常的でやや親しみのある表現です。時には子どものわがままや、しつこさに対しても使われます。肯定的な文脈で「芯が強い」と評価されることもあります。
一方、「obstinate」はフォーマルで、非合理的・理屈に合わないほど意地を張っている様子を批判的に表す傾向があります。
まとめ
今回は「stubborn」と「obstinate」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「stubborn」はカジュアルで、文脈によっては肯定的にも使える表現ですが、「obstinate」はよりフォーマルかつ否定的な意味合いで使われます。相手や場面に応じて、適切に使い分けましょう。