今回は「wild」と「unruly」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「wild」の意味と使い方
「wild」は、「野生の」「荒れた」「乱れた」という意味の形容詞です。自然や動物に関して「人の手が加わっていない」「自然のまま」というニュアンスで使われたり、人の行動について「激しい」「落ち着きのない」様子を表したりします。カジュアルで幅広い場面に使える単語です。
「wild」を使った例文をみてみましょう。
- The jungle is full of wild animals.
そのジャングルには野生動物がたくさんいます。 - His ideas are a bit wild, but interesting.
彼のアイデアは少し突飛だけど面白いです。 - The kids were running wild at the party.
その子たちはパーティーで暴れ回っていました。
「unruly」の意味と使い方
「unruly」は、「手に負えない」「言うことを聞かない」という意味の形容詞です。主に人や集団、髪の毛や感情など「制御が難しいもの」に対して使われます。「wild」よりもフォーマルな響きがあり、秩序を乱すような否定的な印象を持ちます。
「unruly」を使った例文をみてみましょう。
- The teacher had trouble with an unruly student.
その先生は手に負えない生徒に困っていました。 - He has unruly hair that won’t stay down.
彼の髪はまとまりがなく、落ち着きません。 - The protest turned into an unruly crowd.
その抗議活動は制御不能な群衆と化しました。
「wild」と「unruly」の違いとは
「wild」と「unruly」の違いについてみていきましょう。
「wild」は、自然や感情、行動が「自由で制約されていない」ことを示し、ポジティブにもネガティブにも使われる表現です。例えば、エネルギッシュだったり、創造的だったりする文脈で肯定的に使われることもあります。
一方、「unruly」は、基本的にネガティブな意味合いが強く、「コントロールできない」「規律がない」といったニュアンスがあり、問題を引き起こすような状況で使われます。
まとめ
今回は「wild」と「unruly」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「wild」は自由で自然な状態や激しい行動を表し、文脈によってはポジティブにもなり得ます。一方、「unruly」は制御が難しく、否定的な印象を与える表現です。どちらも「落ち着きがない」という点では共通していますが、使われる場面やニュアンスに注意して使い分けましょう。