今回は「wheedle」と「cajole」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「wheedle」の意味と使い方
「wheedle」は、「甘い言葉やお世辞でうまく説得する」「巧みに取り入る」という意味の動詞です。相手の気を引いて、自分の望むことをさせるためにやや計算高く使う表現です。ときに策略的なニュアンスを含みます。
「wheedle」を使った例文をみてみましょう。
- She wheedled her way into getting a day off.
彼女はうまく甘えて休暇を取ることに成功しました。 - He tried to wheedle extra money out of his parents.
彼は両親からもっとお小遣いをもらおうと甘えました。 - The salesman wheedled me into buying a more expensive model.
そのセールスマンは私に高価なモデルを買わせようと甘い言葉を使いました。
「cajole」の意味と使い方
「cajole」も、「うまく言って説得する」「おだてて~させる」といった意味を持つ動詞です。やや時間をかけて、優しく丁寧に説得するイメージがあり、相手の気分を害さずに自分の希望を通そうとするニュアンスです。
「cajole」を使った例文をみてみましょう。
- He cajoled her into going to the party.
彼は彼女をうまく説得してパーティーに行かせました。 - I was cajoled into lending him my car.
私は彼に車を貸すようおだてられました。 - She managed to cajole the children into cleaning their room.
彼女は子どもたちをうまくおだてて部屋を片付けさせました。
「wheedle」と「cajole」の違いとは
「wheedle」と「cajole」の違いについてみていきましょう。
「wheedle」は、甘い言葉やお世辞を使って相手を操るように説得する、ややずる賢い印象を持つ言葉です。目的のために巧妙に相手の気持ちを動かすニュアンスがあります。
一方、「cajole」は、相手の気分を害さず、丁寧に、時間をかけて説得するような穏やかなニュアンスがあります。こちらは比較的ポジティブで、親しみのある状況でも使いやすい表現です。
まとめ
今回は「wheedle」と「cajole」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「wheedle」はやや策略的で、相手をうまく操るような説得に使われます。一方、「cajole」は丁寧でやわらかな説得を表し、より穏やかな印象があります。どちらも「相手をその気にさせる」という意味では似ていますが、ニュアンスの違いを理解して、文脈に応じて使い分けましょう。