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「volume」と「tome」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説

今回は「volume」と「tome」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。

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「volume」の意味と使い方

volume」は、主に「巻」「冊」「書物」という意味で使われる名詞です。特に、シリーズ物の本の一部や、百科事典などの分冊構成された本の各巻を表します。また、音量や容積という意味もありますが、ここでは書籍に関する意味に焦点を当てて説明します。

「volume」を使った例文をみてみましょう。

  • This is volume three of the encyclopedia.
    これは百科事典の第3巻です。
  • The manga series has over twenty volumes.
    その漫画シリーズは20巻以上あります。
  • I borrowed two volumes of the history book from the library.
    私は図書館から歴史書を2冊借りました。
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「tome」の意味と使い方

tome」は、「分厚くて重い本」「学術的な本」という意味の名詞です。日常会話ではあまり使われないややフォーマルまたは文学的な表現で、重々しい雰囲気のある書物を指すことが多いです。特に、長くて内容が難しい本を表現するのに使われます。

「tome」を使った例文をみてみましょう。

  • He spent years writing a scholarly tome on ancient philosophy.
    彼は古代哲学についての学術的な大著を書くのに何年も費やしました。
  • She opened a dusty old tome filled with medieval spells.
    彼女は中世の呪文が書かれた埃っぽい古い大冊を開いた。
  • The legal tome was over 1,000 pages long.
    その法律書は1000ページを超える分厚い本でした。
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「volume」と「tome」の違いとは

volume」と「tome」の違いについてみていきましょう。

volume」は、シリーズの一部である本や、あるテーマに関する複数巻構成の本の一冊を指します。比較的カジュアルで幅広く使われ、日常的な読書や学習の場面でもよく登場します。

一方、「tome」は、厚みのある本や重々しい内容の本を表す言葉で、やや格式高い印象を与えます。学術的、専門的、あるいは古風な雰囲気を持つ書物に対して使われることが多く、皮肉を込めて「読みづらい本」というニュアンスで使われることもあります。

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まとめ

今回は「volume」と「tome」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「volume」はシリーズ本の一冊や分冊を指す一般的な言葉であり、「tome」は分厚くて重い、しばしば学術的な書物を指します。どちらも「本」に関する言葉ですが、使われる場面やニュアンスに違いがあるため、適切に使い分けることが大切です。