今回は「vindictive」と「resentful」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「vindictive」の意味と使い方
「vindictive」は、「執念深い」「仕返しをしようとする」という意味の形容詞です。誰かに害を与えられたと感じ、その仕返しをしたいという強い感情を表します。やや強い否定的なニュアンスがあります。
「vindictive」を使った例文をみてみましょう。
- He became vindictive after losing the lawsuit.
彼は訴訟に負けてから執念深くなりました。 - She made a vindictive remark about her former boss.
彼女は元上司について仕返しのような発言をしました。 - A vindictive person may hold grudges for years.
執念深い人は何年も恨みを抱き続けるかもしれません。
「resentful」の意味と使い方
「resentful」は、「憤慨している」「腹を立てている」という意味の形容詞です。不公平に扱われたと感じたり、過去の出来事に対する怒りや不満が心に残っている状態を表します。
「resentful」を使った例文をみてみましょう。
- She felt resentful after being ignored by her friends.
彼女は友達に無視されて腹を立てていました。 - He grew resentful of his colleague’s success.
彼は同僚の成功に対して憤りを感じていました。 - Resentful thoughts can damage relationships.
憤りの感情は人間関係を壊すことがあります。
「vindictive」と「resentful」の違いとは
「vindictive」と「resentful」の違いについてみていきましょう。
「resentful」は、怒りや不満を心の中に抱えている状態を表しますが、必ずしもその怒りを外に出すとは限りません。あくまで内面的な感情です。
一方、「vindictive」は、怒りや恨みを超えて「仕返ししたい」という行動的・攻撃的な意志を伴います。つまり、「vindictive」は「resentful」よりも強く、悪意を伴う可能性があります。
まとめ
今回は「vindictive」と「resentful」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「resentful」は心の中の怒りや不満を表し、「vindictive」はその怒りを仕返しに変えようとする行動的な態度を表します。どちらも負の感情を示しますが、強さと目的意識に違いがあります。適切な場面で使い分けましょう。