今回は「upset」と「disturbed」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「upset」の意味と使い方
「upset」は、「動揺した」「気分が悪い」という意味の形容詞です。感情的に不安定になったり、怒ったり、悲しんだりしている状態を表します。また、動詞としても使われ、「（人を）動揺させる」「（計画などを）乱す」といった意味もあります。
「upset」を使った例文をみてみましょう。
- She was very upset after the argument.
彼女は口論の後、とても動揺していました。 - I’m upset that I missed your call.
あなたの電話を取れなくて残念です。 - The news really upset him.
そのニュースは彼を本当に動揺させました。
「disturbed」の意味と使い方
「disturbed」は、「乱された」「不安になった」という意味の形容詞で、精神的または物理的に落ち着かない状態を表します。精神的に動揺している場合や、環境が妨害された場合にも使われます。また、「disturb（妨害する、邪魔をする）」の過去分詞でもあります。
「disturbed」を使った例文をみてみましょう。
- He looked deeply disturbed by the incident.
彼はその出来事に深く動揺しているようでした。 - I was disturbed by the loud noise outside.
外の大きな音に邪魔されました。 - The peace of the room was disturbed by shouting.
叫び声によって部屋の静けさが乱されました。
「upset」と「disturbed」の違いとは
「upset」と「disturbed」の違いについて見てみましょう。
「upset」は、主に個人の感情が乱れるときに使われるカジュアルな表現です。悲しみ・怒り・不安など、幅広い感情の動揺を指します。日常会話でもよく使われます。
一方、「disturbed」は、ややフォーマルで深刻な印象を与える表現です。精神的に不安定な状態や、環境・秩序が物理的に乱された状況などにも使われます。心理的な影響を強調したいときに使われることが多いです。
まとめ
今回は「upset」と「disturbed」の意味や使い方の違いについて解説しました。「upset」はカジュアルで感情の乱れを広く表すのに対し、「disturbed」はややフォーマルで精神的な不安定さや環境の乱れなど、より深刻な状況に使われます。文脈に応じて正しく使い分けましょう。