今回は「upset」と「disturb」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「upset」の意味と使い方
「upset」は、感情的に「動揺させる」「怒らせる」「悲しませる」という意味を持つ動詞です。また、形容詞として「動揺している」「気が動転している」という意味でも使われます。主に感情に関する場面でよく使われる表現です。
「upset」を使った例文をみてみましょう。
- She was upset about the bad news.
彼女はその悪い知らせに動揺していました。 - I didn’t mean to upset you.
あなたを怒らせるつもりはなかったんです。 - The child looked upset after the argument.
その子どもは口論の後、動揺している様子でした。
「disturb」の意味と使い方
「disturb」は、「邪魔をする」「妨げる」「不安にさせる」といった意味の動詞です。物理的・精神的な妨害や、平穏な状態を乱すときに使われます。より広い意味で「乱す」というニュアンスが強い表現です。
「disturb」を使った例文をみてみましょう。
- Sorry to disturb you while you’re working.
お仕事中に邪魔してすみません。 - The loud noise disturbed my sleep.
騒音のせいで眠りを妨げられました。 - He was deeply disturbed by the accident.
彼はその事故に深く心を乱されました。
「upset」と「disturb」の違いとは
「upset」と「disturb」の違いについてみていきましょう。
「upset」は、主に感情的な反応を引き起こすときに使われます。たとえば、人を悲しませたり、怒らせたり、心を乱すような出来事に対して使われることが多く、感情の動揺が中心です。
一方、「disturb」は、物理的・精神的な「平穏を乱す」こと全般に使えます。たとえば、睡眠や作業を邪魔する場面や、心に不快感や不安を与えるような出来事などにも使われる、より幅広い意味を持つ表現です。
まとめ
今回は「upset」と「disturb」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「upset」は感情の動揺を表すカジュアルな言葉で、悲しみや怒りなどの感情面に焦点があります。一方、「disturb」は物理的または精神的な妨害や乱れを表し、より広い文脈で使える表現です。状況に応じて正しく使い分けることが大切です。