今回は「tortuous」と「torturous」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「tortuous」の意味と使い方
「tortuous」は、「曲がりくねった」「複雑な」「ねじれた」という意味の形容詞です。特に、道路や道のりが入り組んでいる場合や、考え方・議論が複雑でわかりにくい場合に使われます。
「tortuous」を使った例文をみてみましょう。
- The road to the mountain was tortuous and difficult to drive on.
山へ続く道は曲がりくねっていて、運転が難しかった。 - His explanation was so tortuous that nobody could understand it.
彼の説明はとても複雑で、誰も理解できなかった。 - They took a tortuous route to avoid traffic.
彼らは交通渋滞を避けるために入り組んだ道を通った。
「torturous」の意味と使い方
「torturous」は、「苦痛を伴う」「耐えがたい」「拷問のような」という意味の形容詞です。肉体的・精神的な苦しみを伴う状況を表す際に使われます。
「torturous」を使った例文をみてみましょう。
- The wait for the test results was torturous.
テストの結果を待つ時間は耐えがたいものだった。 - He endured a torturous night of pain.
彼は痛みに苦しむ耐えがたい夜を過ごした。 - The prisoners suffered torturous conditions.
囚人たちは拷問のような環境に苦しんだ。
「tortuous」と「torturous」の違いとは
「tortuous」と「torturous」の違いについてみていきましょう。
「tortuous」は、物理的に曲がりくねっているものや、複雑でわかりにくいものを表現する際に使われます。道路や思考、話し方などが込み入っている場合に適しています。
一方、「torturous」は、痛みや苦しみを伴う状況を表す際に使われます。精神的・肉体的な苦痛や拷問のような状況を指すことが多く、「tortuous」とは異なり、直接的な苦痛を意味します。
まとめ
今回は「tortuous」と「torturous」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「tortuous」は「曲がりくねった」「複雑な」という意味で、道や議論の流れなどに使われます。「torturous」は「拷問のような」「耐えがたい苦痛のある」という意味で、痛みや苦しみを強調する際に使われます。スペルが似ていますが、意味が大きく異なるので注意して使い分けましょう。