今回は「thick」と「hefty」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「thick」の意味と使い方
「thick」は、「厚い」「濃い」「密集した」という意味を持つ形容詞です。物の厚さや液体の濃さ、人や物が密に集まっている状態などを表すのに使われます。幅広い場面で使用され、物理的な厚みだけでなく、抽象的な意味にも使われます。
「thick」を使った例文をみてみましょう。
- This book has thick pages.
この本はページが厚いです。 - The fog was very thick this morning.
今朝は霧がとても濃かったです。 - She has thick hair.
彼女は髪の毛がとても豊かです。
「hefty」の意味と使い方
「hefty」は、「重い」「大きい」「たっぷりした」「力強い」という意味を持つ形容詞です。特に、重量感や量の多さ、影響の強さなどを表す時に使われます。「thick」が形状や密度に焦点を当てるのに対し、「hefty」は主に重さや存在感の強さに注目する言葉です。ややカジュアルな印象があります。
「hefty」を使った例文をみてみましょう。
- He carried a hefty bag of groceries.
彼は重そうな買い物袋を運んでいました。 - They received a hefty fine for speeding.
彼らはスピード違反で多額の罰金を科されました。 - This steak is pretty hefty.
このステーキはかなり大きいです。
「thick」と「hefty」の違いとは
「thick」と「hefty」の違いについてみていきましょう。
「thick」は、物の厚さや密度に注目した言葉で、形状や状態を説明する時に使われます。紙の厚さ、霧の濃さ、人の髪の多さなど、幅広く応用できる形容詞です。
一方、「hefty」は、重さや量の多さ、力強さを表す言葉で、対象の「ずっしり感」や「負担感」を伝える時に適しています。また、罰金や料金など「数値の大きさ」に対してもよく使われます。
まとめ
今回は「thick」と「hefty」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「thick」は厚みや密度を、「hefty」は重さや量、影響力を表します。どちらも物理的な特徴を表す形容詞ですが、注目するポイントが異なるため、文脈に合わせて使い分けることが大切です。