今回は「sleet」と「slush」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「sleet」の意味と使い方
「sleet」は、「みぞれ」という意味の名詞です。雨と雪が混ざったような天気や、氷の粒のような冷たい降水を指します。天気予報などでよく使われる言葉で、冷たい雨や小さな氷の粒が空から降ってくる現象を表します。
「sleet」を使った例文をみてみましょう。
- It’s sleeting outside, so drive carefully.
外はみぞれが降っているので、運転に気をつけてください。 - The forecast says we’ll get snow and sleet tonight.
天気予報では今夜、雪とみぞれになるそうです。 - Sleet covered the roads, making them slippery.
みぞれが道路を覆い、滑りやすくなっていました。
「slush」の意味と使い方
「slush」は、「ぬかるんだ雪」「シャーベット状の雪や氷」という意味の名詞です。雪が解けて水と混ざり、ドロドロした状態になったものを指します。歩くと足が濡れたり滑りやすくなったりする、冬によく見られる道の状態を表します。
「slush」を使った例文をみてみましょう。
- The sidewalks were full of dirty slush.
歩道は汚れたシャーベット状の雪でいっぱいでした。 - My shoes got soaked from walking through the slush.
ぬかるんだ雪の中を歩いて、靴がびしょ濡れになりました。 - Be careful not to slip in the slush.
ぬかるんだ雪で滑らないように気をつけて。
「sleet」と「slush」の違いとは
「sleet」と「slush」の違いについてみていきましょう。
「sleet」は空から降るみぞれ、つまり雨と雪が混ざったような降水のことを指します。気象現象の一つで、主に「空から降ってくるもの」です。
一方、「slush」は雪が積もったあとに溶けたり踏み固められて、地面にできるシャーベット状の雪や氷を指します。つまり、「地面にあるもの」で、濡れて滑りやすい特徴があります。
まとめ
今回は「sleet」と「slush」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「sleet」は空から降ってくる冷たいみぞれを表し、「slush」は地面にたまったドロドロの雪や氷を表します。どちらも冬によく見られるものですが、使い分けに注意しましょう。