今回は「sheriff」と「patrolman」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「sheriff」の意味と使い方
「sheriff」は、アメリカなどで使われる「保安官」を意味する名詞です。郡（county）レベルで選挙によって選ばれる法執行官で、刑務所の管理、裁判所の保護、地域の治安維持など幅広い職務を担います。一部の州では非常に大きな権限を持っています。
「sheriff」を使った例文をみてみましょう。
- The sheriff arrested the suspect last night.
保安官は昨晩容疑者を逮捕しました。 - He was elected sheriff of the county.
彼はその郡の保安官に選ばれました。 - The sheriff’s department is investigating the case.
保安官事務所がその事件を捜査しています。
「patrolman」の意味と使い方
「patrolman」は、「巡査」「パトロール警官」を意味する名詞です。街中や高速道路、地域などを巡回して治安を守る警察官で、警察組織の中では初級職にあたることが多いです。一般市民の安全を守るため、日々パトロール活動を行っています。
「patrolman」を使った例文をみてみましょう。
- The patrolman checks the streets every hour.
巡査は毎時間通りを見回ります。 - A patrolman responded quickly to the emergency call.
巡査が緊急通報に迅速に対応しました。 - The patrolman gave directions to the tourists.
巡査は観光客に道案内をしました。
「sheriff」と「patrolman」の違いとは
「sheriff」と「patrolman」の違いについてみていきましょう。
「sheriff」は郡レベルで選ばれる高い職位の法執行官で、組織のトップや管理者としての役割も果たします。選挙で選ばれることが多く、保安官事務所を指揮する立場にあります。
一方、「patrolman」は日々地域を巡回し、現場レベルでの治安維持を行う警察官です。指示に従って行動し、市民と直接関わる機会が多い、現場の最前線にいる存在です。
まとめ
今回は「sheriff」と「patrolman」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「sheriff」は選挙で選ばれた郡の保安官で高い職責を担う一方、「patrolman」は街をパトロールする実務的な警察官です。どちらも治安を守る大切な役割ですが、立場や責任範囲が異なる点に注目して使い分けましょう。