今回は「scold」と「upbraid」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「scold」の意味と使い方
「scold」は、「叱る」「小言を言う」という意味の動詞です。特に、子どもや部下など目下の人に対して声を荒げて注意する場面で使われる、日常的でカジュアルな表現です。
「scold」を使った例文をみてみましょう。
- The mother scolded her child for lying.
母親はうそをついたことで子どもを叱りました。 - He was scolded for being late.
彼は遅刻して叱られました。 - The teacher scolded the students for talking in class.
先生は授業中に話していた生徒たちを叱りました。
「upbraid」の意味と使い方
「upbraid」は、「厳しく非難する」「叱責する」という意味の動詞です。かなりフォーマルで文学的な響きを持ち、強い怒りや失望を込めて人を厳しく責めるときに使われます。日常会話ではあまり使われませんが、文章や演説では見かけることがあります。
「upbraid」を使った例文をみてみましょう。
- The manager upbraided the employee for repeated mistakes.
マネージャーは繰り返されるミスについてその社員を厳しく叱責しました。 - She upbraided him for his lack of responsibility.
彼女は彼の責任感のなさを厳しく責めました。 - The general upbraided the soldiers for disobedience.
将軍は兵士たちの不服従を厳しく叱責しました。
「scold」と「upbraid」の違いとは
「scold」と「upbraid」の違いについてみていきましょう。
「scold」は日常的で、特に親子や教師と生徒など、上下関係のある間柄でよく使われます。感情的な注意や非難に使われる、一般的な表現です。
一方、「upbraid」は非常に強い語調で、フォーマルかつ文学的な響きがあります。深い失望や怒りを表すニュアンスがあり、文章や公の場面での強い批判に使われることが多いです。
まとめ
今回は「scold」と「upbraid」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「scold」はカジュアルで感情的に誰かを叱るときに使われ、「upbraid」はフォーマルで強く非難する場面に使われます。使う場面やトーンに応じて、適切に使い分けることが重要です。