今回は「resentful」と「vengeful」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「resentful」の意味と使い方
「resentful」は、「腹を立てている」「憤慨している」という意味の形容詞です。誰かに不公平な扱いを受けたり、傷つけられたりしたと感じて、心の中に怒りや恨みがくすぶっている状態を表します。ただし、実際に行動には出さないことが多いです。
「resentful」を使った例文をみてみましょう。
- She felt resentful about not being invited.
彼女は招待されなかったことに憤りを感じていました。 - He grew resentful over time.
彼は時間が経つにつれて不満を募らせました。 - They were resentful of the unfair treatment.
彼らは不公平な扱いに憤りを感じていました。
「vengeful」の意味と使い方
「vengeful」は、「復讐心に燃えた」「仕返しをしようとする」という意味の形容詞です。何かされたことに対して怒りだけでなく、実際に仕返しや報復をしたいという強い感情を含みます。感情だけでなく行動の意志がある点が特徴です。
「vengeful」を使った例文をみてみましょう。
- He became vengeful after being betrayed.
裏切られた後、彼は復讐心に燃えていました。 - It was a vengeful act, not justice.
それは正義ではなく復讐的な行為でした。 - She gave him a vengeful look.
彼女は彼に復讐心のこもった目を向けました。
「resentful」と「vengeful」の違いとは
「resentful」と「vengeful」の違いについてみていきましょう。
「resentful」は、心の中で不満や怒りを感じている状態を表しますが、その感情が外に出たり行動に移ったりするとは限りません。内向的で静かな怒りが特徴です。
一方、「vengeful」は、その怒りが外に向かい、相手に対して仕返しをしようとする明確な意図を含みます。より攻撃的で行動につながる可能性の高い感情です。
まとめ
今回は「resentful」と「vengeful」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「resentful」は静かな怒りや恨みを内に抱えている状態を表し、「vengeful」はその怒りを行動に移そうとする、より強く攻撃的な感情です。どちらも怒りを伴いますが、その表れ方に大きな違いがあります。感情の強さや方向性を意識して、文脈に合った単語を選びましょう。