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「ratify」と「approve」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説

今回は「ratify」と「approve」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。

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「ratify」の意味と使い方

ratify」は、「正式に承認する」「批准する」という意味の動詞です。条約や契約、法案などの重要な文書に対して、政府や組織が公式に承認することを表します。ややフォーマルで、法律・政治・国際関係などの場面で使われる専門的な語です。

「ratify」を使った例文をみてみましょう。

  • The government ratified the peace treaty.
    政府は平和条約を批准しました。
  • The amendment must be ratified by all member states.
    その修正案はすべての加盟国によって正式に承認されなければなりません。
  • The board ratified the decision after a long discussion.
    取締役会は長い議論の末、その決定を正式に承認しました。
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「approve」の意味と使い方

approve」は、「承認する」「賛成する」という意味の動詞です。提案、計画、要求などに対して、「それで良い」と判断して許可することを表します。日常会話からビジネスまで幅広く使える言葉で、カジュアルな文脈でもフォーマルな文脈でも登場します。

「approve」を使った例文をみてみましょう。

  • My manager approved my vacation request.
    上司が私の休暇申請を承認しました。
  • The committee approved the new budget.
    委員会は新しい予算を承認しました。
  • Do you approve of this plan?
    この計画に賛成ですか?
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「ratify」と「approve」の違いとは

ratify」と「approve」の違いについてみていきましょう。

approve」は、あらゆるレベルでの「承認」を表す一般的な動詞です。ビジネス、学校、個人間の会話など、幅広い場面で使えます。特にフォーマルな手続きに限定されることなく、「賛成する」や「受け入れる」といったニュアンスも含みます。

一方、「ratify」は、主に政府や団体などが法的または公式に何かを「批准・承認」するという意味で使われます。よりフォーマルで専門的な語彙であり、すでに合意された内容を正式に確認・確定するプロセスに焦点があります。

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まとめ

今回は「ratify」と「approve」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「approve」は日常的な「承認」を表す汎用的な言葉であるのに対し、「ratify」は法的・公式な文脈で使われる専門的な表現です。状況や文脈に応じて、適切に使い分けることが大切です。