今回は「past」と「passed」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「past」の意味と使い方
「past」は、名詞、形容詞、副詞、前置詞として使われる単語で、「過去」「通り過ぎる」「以前の」といった意味を持ちます。時間や場所の経過を表す際に使われます。
「past」を使った例文をみてみましょう。
- We cannot change the past.
私たちは過去を変えることはできません。（名詞） - She walked past the shop without noticing it.
彼女はその店の前を通り過ぎました。（前置詞） - It’s already past midnight.
もう真夜中を過ぎています。（形容詞）
「passed」の意味と使い方
「passed」は、「pass（通る・合格する・過ぎる）」の過去形・過去分詞形です。何かが通り過ぎることや、試験に合格することを意味します。動作を表す動詞として使われる点が特徴です。
「passed」を使った例文をみてみましょう。
- She passed the exam with high scores.
彼女は高得点で試験に合格しました。 - We passed the park on our way home.
私たちは家に帰る途中で公園を通り過ぎました。 - Ten years have passed since we last met.
最後に会ってから10年が過ぎました。
「past」と「passed」の違いとは
「past」と「passed」の違いについて見ていきましょう。
「past」は、名詞・形容詞・副詞・前置詞として使われ、時間や場所の「過去」や「通過」を表します。一方、「passed」は動詞の「pass」の過去形・過去分詞形で、「通り過ぎる」「試験に合格する」「時間が経過する」といった動作を表します。
まとめ
今回は「past」と「passed」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「past」は時間や位置を表す名詞・形容詞・前置詞として使われるのに対し、「passed」は動作を表す動詞の過去形・過去分詞形です。文脈に応じて正しく使い分けましょう。