今回は「pacify」と「appease」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「pacify」の意味と使い方
「pacify」は、「なだめる」「静める」「平和にする」という意味の動詞です。怒りや興奮している人を落ち着かせたり、混乱している状況を鎮静化させたりする際によく使われます。
「pacify」を使った例文をみてみましょう。
- She managed to pacify the crying baby with a toy.
彼女はおもちゃを使って、泣いている赤ちゃんをなんとかあやしました。 - Police were called to pacify the angry crowd.
怒る群衆を鎮めるために警察が呼ばれました。 - The government tried to pacify the protesters.
政府は抗議者たちを落ち着かせようとしました。
「appease」の意味と使い方
「appease」は、「(要求を受け入れて)なだめる」「(欲求を)満たす」という意味の動詞です。相手の怒りや不満を解消するために、相手の要求を呑んだり、譲歩したりして機嫌を取るというニュアンスが強く含まれます。
「appease」を使った例文をみてみましょう。
- The company lowered prices to appease unhappy customers.
その会社は不満を持つ顧客をなだめるために価格を下げました。 - He tried to appease her anger by apologizing repeatedly.
彼は何度も謝ることで彼女の怒りを鎮めようとしました。 - Water is needed to appease thirst.
渇きを癒やすには水が必要です。
「pacify」と「appease」の違いとは
「pacify」と「appease」の違いについてみていきましょう。
「pacify」は、主に「状態を穏やかにする」ことに焦点を当てた言葉です。興奮や騒乱を落ち着かせて、平和や静けさを取り戻すという結果を重視します。「pacifier(おしゃぶり)」という言葉があるように、物理的に落ち着かせる行為にも使われます。
一方、「appease」は、「相手の要求を満たすことでなだめる」という手段に焦点を当てた言葉です。対立を避けるために相手の望むものを与える、という「譲歩」や「機嫌取り」の意味合いが強く、政治的な文脈や交渉事ではネガティブな意味(弱腰な妥協)で使われることもあります。
まとめ
今回は「pacify」と「appease」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「pacify」は混乱や怒りを鎮めて静かにさせること、「appease」は要求を受け入れて相手を満足させることです。単に落ち着かせるのか、何かを与えて解決するのかという点に注目して使い分けましょう。