今回は「memo」と「memorandum」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「memo」の意味と使い方
「memo」は、「メモ」や「簡単な伝言・連絡文」という意味の名詞です。主に社内などで使われる短い文書やノート形式の連絡事項を指し、カジュアルで口語的な表現です。「memorandum」の省略形としても使われます。
「memo」を使った例文をみてみましょう。
- I left a memo on your desk.
あなたの机にメモを置いておきました。 - He wrote a quick memo to remind himself of the meeting.
彼は会議を思い出すために簡単なメモを書きました。 - Please read the memo before the meeting.
会議の前にこのメモを読んでください。
「memorandum」の意味と使い方
「memorandum」は、「覚書」「社内通達」「連絡文書」などの意味を持つフォーマルな名詞です。ビジネスや政府、法的な場面などで使われる文書で、記録や通知の目的で作成されます。
「memorandum」を使った例文をみてみましょう。
- The manager issued a memorandum regarding the new policy.
マネージャーは新しい方針に関する覚書を発行しました。 - A memorandum of understanding was signed by both parties.
両当事者によって了解覚書が署名されました。 - The memorandum outlined the changes to the procedure.
その覚書は手順の変更点を概説していました。
「memo」と「memorandum」の違いとは
「memo」と「memorandum」の違いについてみていきましょう。
「memo」は、「memorandum」の短縮形で、カジュアルかつ口語的に使われることが多く、日常の簡単な連絡やメモ書きに適しています。
一方、「memorandum」はよりフォーマルで公式な書類を指し、ビジネスや法律、行政などの正式な文脈で使われる傾向があります。契約の前段階や合意事項の確認などにも使用されます。
まとめ
今回は「memo」と「memorandum」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「memo」はカジュアルで短く、日常的な連絡に使われるのに対し、「memorandum」はフォーマルで、公式な記録や通知に用いられます。シーンに応じて適切に使い分けることが重要です。