今回は「mad」と「enraged」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「mad」の意味と使い方
「mad」は、「怒っている」「気が狂った」という意味を持つ形容詞です。主に口語で使われ、「怒っている」状態をややカジュアルに表現します。アメリカ英語では「怒っている」、イギリス英語では「気が狂っている」の意味でも使われるので、文脈に注意が必要です。
「mad」を使った例文をみてみましょう。
- He was mad at his friend for being late.
彼は友達が遅れたことで怒っていました。 - Don’t get mad — it was just a joke.
怒らないでよ、ただの冗談だったんだ。 - She’s mad about that movie.
彼女はその映画に夢中です。(イギリス英語の用法)
「enraged」の意味と使い方
「enraged」は、「激怒した」「非常に怒っている」という意味の形容詞です。感情の激しさが「mad」よりもはるかに強く、コントロールを失うほどの怒りを表現します。フォーマルな文章や強い感情を伝える場面で使われます。
「enraged」を使った例文をみてみましょう。
- She was enraged by the unfair decision.
彼女はその不公平な決定に激怒しました。 - The customer became enraged when no one helped him.
誰も助けてくれなかったことで、客は激怒しました。 - He looked absolutely enraged.
彼はまさに激怒しているように見えました。
「mad」と「enraged」の違いとは
「mad」と「enraged」の違いについてみていきましょう。
「mad」は比較的軽めの怒りや不満を表すカジュアルな表現で、日常会話でよく使われます。文脈によっては「気が狂った」や「夢中」といった意味もあります。
一方、「enraged」は非常に強い怒りを示すフォーマルな表現で、深い怒りや激しい感情の爆発を描写するのに適しています。怒りの度合いとしては「mad」よりもずっと強いです。
まとめ
今回は「mad」と「enraged」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「mad」はカジュアルで軽い怒りや苛立ちを表し、「enraged」はそれよりもはるかに強い感情を示します。怒りの強さや使う場面に応じて、正しく使い分けましょう。