今回は「infer」と「surmise」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「infer」の意味と使い方
「infer」は、「推測する」「推論する」という意味の動詞です。主に、証拠や事実に基づいて論理的に結論を導き出す場合に使われます。科学的・論理的な文脈でよく用いられるのが特徴です。
「infer」を使った例文をみてみましょう。
- From his tone, I inferred that he was upset.
彼の口調から、彼が怒っていると推測しました。 - Scientists inferred the existence of water on Mars.
科学者たちは、火星に水が存在することを推論しました。 - We can infer from the data that sales are declining.
このデータから、売上が減少していることが推測できます。
「surmise」の意味と使い方
「surmise」は、「推測する」「憶測する」という意味の動詞です。証拠が不十分な状態で直感的に結論を出す場合に使われます。確固たる証拠がないが、おそらくそうだろうと考えるときに用いられるのが特徴です。
「surmise」を使った例文をみてみましょう。
- I surmise that she is not coming to the party.
彼女はパーティーに来ないのではないかと推測します。 - He surmised that the meeting had been canceled.
彼は、その会議が中止になったのではないかと推測しました。 - From his expression, I surmised that he was worried.
彼の表情から、彼が心配しているのではないかと推測しました。
「infer」と「surmise」の違いとは
「infer」と「surmise」の違いについてみていきましょう。
「infer」は、事実や証拠に基づいて論理的に結論を導き出す場合に使われます。そのため、推測には根拠があることが前提となります。
一方、「surmise」は、確固たる証拠がない場合でも、直感やわずかな情報から推測する際に使われます。そのため、推測の確実性は「infer」より低くなります。
まとめ
今回は「infer」と「surmise」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「infer」は証拠やデータをもとに論理的に推論する場合に、「surmise」は証拠が少ない状態で直感的に推測する場合に使われます。文脈に応じて適切に使い分けることが大切です。