今回は「include」と「inclusive」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「include」の意味と使い方
「include」は、「含む」「含める」という意味の動詞です。全体の一部として何かを取り入れる、加えるというときに使います。文章や会話の中でとてもよく使われる表現です。
「include」を使った例文をみてみましょう。
- The price includes tax.
その価格には税金が含まれています。 - Please include your phone number in the form.
フォームに電話番号も記入してください。 - The tour includes lunch and drinks.
このツアーには昼食と飲み物が含まれています。
「inclusive」の意味と使い方
「inclusive」は、「含めて」「すべてを含んだ」「包括的な」という意味の形容詞です。範囲が広いこと、誰も排除しないこと、または料金などが全部込みであることを示します。フォーマルな場面や説明文などでよく使われます。
「inclusive」を使った例文をみてみましょう。
- The price is inclusive of tax.
その価格は税金込みです。 - We aim to create an inclusive community.
私たちは誰もが参加できる(包括的な)コミュニティを作ることを目指しています。 - All-inclusive resorts are very popular.
飲食などすべて込みのリゾートはとても人気があります。
「include」と「inclusive」の違いとは
「include」と「inclusive」の違いについてみていきましょう。
「include」は動詞で、「〜を含む」という動作や状態を表します。一方で、「inclusive」は形容詞で、「〜込みの」「包括的な」という性質や特徴を説明する言葉です。
また、「inclusive」は人や考えを排除しない、多様性を重視する意味でもよく使われますが、「include」は単に物理的・具体的に何かを含めるという意味です。
まとめ
今回は「include」と「inclusive」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「include」は「含む」という動詞で、具体的な内容を加える動作を表し、「inclusive」は「〜を含めた」「包括的な」という形容詞で、料金や範囲、人々を含めるという意味を持ちます。文法の違い(動詞か形容詞か)にも注意して使い分けましょう。