今回は「hard」と「strenuous」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「hard」の意味と使い方
「hard」は、「難しい」「つらい」「激しい」など、幅広い意味を持つ形容詞です。主に、精神的・肉体的に困難であることや、努力が必要な状況を表すときに使われます。日常会話で非常によく使われるカジュアルな語です。
「hard」を使った例文をみてみましょう。
- This test is really hard.
このテストは本当に難しいです。 - He works hard every day.
彼は毎日一生懸命働いています。 - It was hard to say goodbye.
別れを告げるのはつらかったです。
「strenuous」の意味と使い方
「strenuous」は、「骨の折れる」「激しい」「過酷な」といった意味を持つ形容詞です。特に、肉体的な負担が大きい活動や運動、仕事などに対して使われます。フォーマルな場面や書き言葉でよく使われます。
「strenuous」を使った例文をみてみましょう。
- Climbing the mountain was a strenuous activity.
山登りは骨の折れる活動でした。 - She made a strenuous effort to finish the project on time.
彼女はそのプロジェクトを期限内に終わらせるために懸命に努力しました。 - The job requires strenuous physical labor.
その仕事には過酷な肉体労働が求められます。
「hard」と「strenuous」の違いとは
「hard」と「strenuous」の違いについてみていきましょう。
「hard」は非常に広く使える語で、仕事・勉強・感情的な困難など、あらゆる「困難さ」や「努力」を表現します。カジュアルな会話で頻繁に使われるため、日常的な「つらい」「難しい」ことに幅広く対応できます。
一方、「strenuous」は、特に肉体的・精神的に非常に大きな努力やエネルギーを要するような活動に対して使われます。「hard」よりも強いニュアンスを持ち、フォーマルでやや堅い表現です。
まとめ
今回は「hard」と「strenuous」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「hard」は日常的で幅広く使える「困難さ」を表す言葉であり、「strenuous」はより限定的に「非常に激しい努力」や「過酷な活動」を表すフォーマルな語です。シーンやニュアンスに応じて、適切に使い分けましょう。