今回は「gloomy」と「morose」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「gloomy」の意味と使い方
「gloomy」は、「暗い」「陰気な」「憂うつな」という意味の形容詞です。天気や場所、または人の気分が暗く沈んでいる様子を表す時に使います。カジュアルからフォーマルまで幅広い場面で使える表現です。
「gloomy」を使った例文をみてみましょう。
- It was a gloomy day with lots of rain.
雨がたくさん降る、陰気な日でした。 - He looked gloomy after hearing the bad news.
悪いニュースを聞いて彼は沈んだ表情をしていました。 - The room felt gloomy without any lights.
部屋は明かりがないと陰気に感じました。
「morose」の意味と使い方
「morose」は、「不機嫌な」「ふさぎ込んだ」という意味を持つ形容詞です。特に、人が深い悲しみや怒り、不満を抱えていて、外に出しているような重苦しい様子を表す時に使います。ややフォーマルで、文学的な表現にもよく使われます。
「morose」を使った例文をみてみましょう。
- He became morose after losing his job.
彼は仕事を失ってからふさぎ込んでしまいました。 - She gave him a morose glance.
彼女は彼に不機嫌そうな一瞥を向けました。 - The morose atmosphere made everyone uncomfortable.
その重苦しい雰囲気は、みんなを居心地悪くさせました。
「gloomy」と「morose」の違いとは
「gloomy」と「morose」の違いについてみていきましょう。
「gloomy」は、環境や気分が「暗い」「沈んでいる」という広い意味で使われます。人だけでなく天気や場所の雰囲気についても使える、汎用的な表現です。
一方で、「morose」は、特に人の態度や感情について使われます。しかも単に「暗い」だけでなく、「不機嫌」「落ち込んでいてふさぎ込んでいる」といった、より強いネガティブな感情を示します。より深刻で、個人的な内面の表現に適しています。
まとめ
今回は「gloomy」と「morose」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「gloomy」は天気や雰囲気、人の気分が暗い時に使われる一方、「morose」は特に人のふさぎ込んだ態度や不機嫌さを表現する際に使われます。ニュアンスの違いを理解して、状況に応じた適切な単語選びを心がけましょう。