今回は「enamored」と「infatuated」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「enamored」の意味と使い方
「enamored」は、「〜に夢中である」「〜をとても愛している」という意味の形容詞です。深い愛情や好意を持っている状態を表し、ロマンチックな感情だけでなく、物やアイデアに対しても使われます。アメリカ英語でよく使われる表現です。
「enamored」を使った例文をみてみましょう。
- He is enamored with classical music.
彼はクラシック音楽に夢中です。 - She became enamored of the city’s charm.
彼女はその街の魅力に惹かれました。 - They are deeply enamored with each other.
彼らはお互いに深く愛し合っています。
「infatuated」の意味と使い方
「infatuated」は、「夢中になっている」「のぼせている」という意味の形容詞です。強いが、一時的で盲目的な恋愛感情や熱中を表します。理性を失っているような状態で、やや否定的なニュアンスを含むことがあります。
「infatuated」を使った例文をみてみましょう。
- He is infatuated with his coworker.
彼は同僚にのぼせています。 - She was infatuated with a celebrity.
彼女はある有名人に夢中でした。 - They said it wasn’t love, just infatuation.
それは愛ではなく、ただの夢中だと言われました。
「enamored」と「infatuated」の違いとは
「enamored」と「infatuated」の違いについてみていきましょう。
「enamored」は、相手や対象に対して愛情や強い好意を持つ肯定的な感情で、比較的長続きする深い想いを表します。ロマンチックな場面だけでなく、趣味や考え方に対しても使える柔軟な表現です。
一方、「infatuated」は、強く激しいが、一時的で浅い感情を表し、しばしば「のぼせている」「冷静さを失っている」といったややネガティブな印象を与えることがあります。
まとめ
今回は「enamored」と「infatuated」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「enamored」は好意的で深い愛情を表すのに対し、「infatuated」は一時的で盲目的な熱中を表します。どちらも「夢中になる」という意味を持ちますが、感情の深さやニュアンスに大きな違いがあるので、文脈に応じて適切に使い分けましょう。