今回は「dubious」と「doubtful」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「dubious」の意味と使い方
「dubious」は、「疑わしい」「怪しい」「信用できない」といった意味の形容詞です。何かに対して疑念を抱いている、またはそのもの自体の信頼性・正当性が怪しいと感じる時に使われます。ややフォーマルで、否定的なニュアンスが強いのが特徴です。
「dubious」を使った例文をみてみましょう。
- He gave a dubious explanation for being late.
彼は遅刻の理由について疑わしい説明をしました。 - She looked dubious about the plan.
彼女はその計画に対して疑わしそうな顔をしていました。 - The company made some dubious business deals.
その会社はいくつか怪しい取引をしていました。
「doubtful」の意味と使い方
「doubtful」も「疑わしい」「〜ではないかと疑っている」という意味の形容詞です。ただし、「dubious」よりも主観的で、何かが本当に起こるかどうかに対する「不確かさ」「可能性の低さ」を示す場合が多いです。
「doubtful」を使った例文をみてみましょう。
- It’s doubtful that he will come to the meeting.
彼が会議に来るかは疑わしいです。 - She was doubtful about the outcome.
彼女は結果について不安に思っていました。 - The weather forecast is doubtful.
天気予報はあまり信頼できません。
「dubious」と「doubtful」の違いとは
「dubious」と「doubtful」はどちらも「疑わしい」という意味を持ちますが、使い方に微妙な違いがあります。
「dubious」は、主に「信用できなさ」「道徳的な疑わしさ」「怪しさ」といったネガティブな評価を含む場合に使われます。また、人や行動、情報の「怪しさ」を示すことが多いです。
一方、「doubtful」は、ある出来事や結果が「起こるかどうか不確かである」ことを表す際に使います。より中立的で、単に「可能性が低そうだ」という意味合いで使われることもあります。
まとめ
今回は「dubious」と「doubtful」の意味や使い方の違いについて解説しました。「dubious」は「怪しげで信用できない」というニュアンスを含むフォーマルな表現、「doubtful」は「起こるかどうかが不確か」という中立的な意味合いで使われることが多いです。似たような意味ですが、文脈によって適切に使い分けることが大切です。