今回は「doubtful」と「uncertain」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「doubtful」の意味と使い方
「doubtful」は、「疑わしい」「〜かどうか怪しい」という意味の形容詞です。あることについて「信じきれない」「可能性が低い」と感じているときに使います。話し手の否定的な疑念や懐疑の気持ちが含まれます。
「doubtful」を使った例文をみてみましょう。
- It is doubtful that he will come on time.
彼が時間通りに来るかは疑わしいです。 - I’m doubtful about the success of the plan.
その計画の成功には疑いを持っています。 - The results of the test are still doubtful.
そのテストの結果はまだはっきりしていません(疑わしい状態です)。
「uncertain」の意味と使い方
「uncertain」は、「不確かな」「はっきりしない」という意味の形容詞です。何かが決まっていない・明確でない状態を指し、ポジティブでもネガティブでもなく、単に「確実ではない」というニュートラルな表現です。
「uncertain」を使った例文をみてみましょう。
- The future remains uncertain.
将来は依然として不確かです。 - She was uncertain about which course to choose.
彼女はどの講座を選ぶべきか迷っていました。 - The outcome of the meeting is still uncertain.
会議の結果はまだはっきりしていません。
「doubtful」と「uncertain」の違いとは
「doubtful」と「uncertain」の違いを見てみましょう。
「doubtful」は、あることが「起こらない・正しくない」と疑う気持ちを含み、否定的なニュアンスが強いです。信頼性や可能性に対して疑念を持っている状態を表します。
一方、「uncertain」は、単に「情報がない・決まっていない」状態で、否定的ではなく中立的な意味合いがあります。不確定な状況や未定の事柄に対して使われます。
まとめ
今回は「doubtful」と「uncertain」の意味や使い方の違いについて解説しました。「doubtful」は否定的な懐疑や疑念を表し、「uncertain」は中立的に物事が決まっていない状態を表します。場面や話し手の意図に応じて、正しく使い分けることが大切です。