今回は「haphazard」と「random」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「haphazard」の意味と使い方
「haphazard」は、「行き当たりばったりの」「無計画な」「でたらめな」という意味の形容詞です。順序や目的がなく、偶然に任せたようなやり方や配置を指すときに使われます。ややネガティブなニュアンスを含むことが多いです。
「haphazard」を使った例文をみてみましょう。
- The books were arranged in a haphazard way.
本は無計画に並べられていました。 - His speech seemed haphazard and confusing.
彼のスピーチは行き当たりばったりでわかりにくかったです。 - They made a haphazard decision without thinking.
彼らは考えずにでたらめな決定をしました。
「random」の意味と使い方
「random」は、「ランダムな」「無作為の」という意味の形容詞です。意図的な選択をせず、偶然または無作為に決められたことを表します。日常会話だけでなく、統計やプログラミングの分野でもよく使われます。
「random」を使った例文をみてみましょう。
- They chose a random number.
彼らは無作為に数字を選びました。 - I met a random stranger who helped me.
見知らぬ人に偶然助けられました。 - The computer generates random passwords.
コンピューターがランダムなパスワードを生成します。
「haphazard」と「random」の違いとは
「haphazard」と「random」はどちらも「無計画」や「偶然」を意味しますが、ニュアンスに違いがあります。
「random」は、意図的に「無作為」に選ばれたことを示す中立的またはポジティブな表現で、科学的・論理的な場面でも使われます。
一方、「haphazard」は、計画性や整理がなく「でたらめ」で「雑」な印象を与えるネガティブな意味合いがあります。
まとめ
今回は「haphazard」と「random」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「random」は無作為な選択を示す中立的な表現であるのに対し、「haphazard」は無秩序や不注意を示すネガティブな表現です。同じ「偶然」でも、その背景や印象の違いに注意して使い分けましょう。