今回は「obscure」と「ambiguous」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「obscure」の意味と使い方
「obscure」は、「はっきりしない」「不明瞭な」「無名の」といった意味を持つ形容詞です。情報や意味が分かりにくい場合や、一般に知られていない場合に使われます。フォーマルな場面や書き言葉で使われることが多いです。
「obscure」を使った例文をみてみましょう。
- The instructions were obscure and difficult to follow.
説明書が不明瞭で、従うのが難しかった。 - He’s an obscure writer from the 19th century.
彼は19世紀の無名の作家です。 - The meaning of the poem remains obscure.
その詩の意味は依然として曖昧です。
「ambiguous」の意味と使い方
「ambiguous」は、「曖昧な」「はっきりしない」という意味の形容詞です。言葉や表現に複数の意味があり、解釈が一つに定まらない場合に使います。主に言語表現や意見に対して使われることが多いです。
「ambiguous」を使った例文をみてみましょう。
- His answer was ambiguous and didn’t clarify the situation.
彼の答えは曖昧で、状況ははっきりしなかった。 - The message was deliberately ambiguous.
そのメッセージは意図的に曖昧にされていました。 - “Soon” is an ambiguous term without a specific timeframe.
「すぐ」は具体的な時間枠がない曖昧な言葉です。
「obscure」と「ambiguous」の違いとは
「obscure」と「ambiguous」の違いについてみていきましょう。
「obscure」は、情報や事実がよく知られていなかったり、複雑すぎて理解できなかったりする場合に使います。知名度が低いという意味もあります。
一方、「ambiguous」は、言葉や表現が意図的または無意識に曖昧で、複数の解釈ができる状態を表します。特に、意味がはっきりしないことに焦点が当たります。
まとめ
今回は「obscure」と「ambiguous」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「obscure」は情報や事実が不明瞭であること、「ambiguous」は表現や意味が曖昧で解釈が分かれることを示します。どちらも「はっきりしない」という点では似ていますが、使われる文脈や焦点が異なるので注意しましょう。