今回は「indifferent」と「apathetic」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「indifferent」の意味と使い方
「indifferent」は、「無関心な」「どうでもいいと思っている」という意味の形容詞です。ある事柄に対して強い関心や感情を持っていない状態を表します。ややフォーマルで、ニュートラルな態度や関心の欠如を示すときに使われます。
「indifferent」を使った例文をみてみましょう。
- He was indifferent to politics.
彼は政治に無関心でした。 - She gave an indifferent reply.
彼女はそっけない返事をしました。 - They seemed indifferent to the outcome.
彼らは結果に関心がないようでした。
「apathetic」の意味と使い方
「apathetic」は、「無感情な」「無気力な」「関心をまったく持たない」という意味の形容詞です。「indifferent」よりもさらに強い無関心や、情熱・やる気の完全な欠如を表す言葉です。感情やエネルギーの欠如を伴うことが多く、やや否定的なニュアンスで使われます。
「apathetic」を使った例文をみてみましょう。
- Many young people are apathetic about voting.
多くの若者は投票に対して無関心です。 - She felt apathetic and didn’t want to do anything.
彼女は無気力で、何もしたくありませんでした。 - His apathetic attitude worried his teachers.
彼の無気力な態度は先生たちを心配させました。
「indifferent」と「apathetic」の違いとは
「indifferent」と「apathetic」の違いについてみていきましょう。
「indifferent」は、単に「興味がない」「どちらでもいい」といった感情の弱さや関心のなさを示します。一方、「apathetic」はもっと深く、感情自体がなくなっているような「完全な無気力・無関心」の状態を表します。つまり、「apathetic」は「indifferent」よりも強い否定的なニュアンスを含んでいます。
まとめ
今回は「indifferent」と「apathetic」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「indifferent」は軽い無関心を表し、「apathetic」は感情の欠如を伴う強い無気力や無関心を表します。状況に応じて、どちらの表現が適切かを判断して使い分けましょう。