今回は「distinguish」と「distinction」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「distinguish」の意味と使い方
「distinguish」は、「区別する」「見分ける」という意味の動詞です。似ているものの間に違いを見つけて、識別したり、特徴をはっきりさせたりする場面で使います。また、誰かや何かが他と異なって優れていることを表す場合にも使われます。
「distinguish」を使った例文をみてみましょう。
- It’s not easy to distinguish between the two twins.
この双子を見分けるのは簡単ではありません。 - Can you distinguish right from wrong?
善悪を区別できますか? - She distinguished herself as a talented musician.
彼女は才能ある音楽家として頭角を現しました。
「distinction」の意味と使い方
「distinction」は、「区別」「違い」、または「卓越・優秀」という意味の名詞です。物事や人の間にある明確な違いを表すときや、特別に優れていることを表すときに使います。
「distinction」を使った例文をみてみましょう。
- There is a clear distinction between formal and informal language.
フォーマルな言葉とインフォーマルな言葉には明確な違いがあります。 - He graduated with distinction.
彼は優秀な成績で卒業しました。 - Making a distinction between fact and opinion is important.
事実と意見を区別することは重要です。
「distinguish」と「distinction」の違いとは
「distinguish」と「distinction」の違いについてみていきましょう。
「distinguish」は動詞で、「違いを見分ける」「区別する」という動作や能力に関する言葉です。主語が「誰か」であり、行動を表現するのに使います。
一方、「distinction」は名詞で、「違いそのもの」や「区別された結果」、あるいは「優秀さ」といった状態や概念を表します。
まとめ
今回は「distinguish」と「distinction」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「distinguish」は「区別する」という行動を指す動詞で、「distinction」はその違いのことや、優れた点を表す名詞です。どちらも似た意味を持ちながら、使い方は異なるので、文の中での役割に応じて正しく使い分けましょう。