今回は「disappoint」と「dismay」の意味や使い方の違いをわかりやすく解説します。
「disappoint」の意味と使い方
「disappoint」は、「がっかりさせる」「失望させる」という意味の動詞です。期待していた結果にならなかったときや、人の期待に応えられなかったときに使われます。日常会話でもよく使われる表現です。
「disappoint」を使った例文をみてみましょう。
- I’m sorry to disappoint you.
がっかりさせてしまってごめんなさい。 - The movie disappointed us.
その映画は私たちをがっかりさせました。 - He disappointed his parents by failing the exam.
彼は試験に落ちて両親を失望させました。
「dismay」の意味と使い方
「dismay」は、「落胆させる」「うろたえさせる」という意味の動詞・名詞です。失望に加えて、驚きや不安、恐れなどを含む、より強くネガティブな感情を表します。少しフォーマルで書き言葉に向いています。
「dismay」を使った例文をみてみましょう。
- She was filled with dismay at the news.
その知らせに彼女は強い落胆を感じました。 - To our dismay, the event was canceled.
残念なことに、そのイベントは中止されました。 - He was dismayed by the poor results.
彼はその悪い結果にうろたえました。
「disappoint」と「dismay」の違いとは
「disappoint」と「dismay」の違いについてみていきましょう。
「disappoint」は「期待が外れることによるがっかり感」を表します。比較的軽めで、感情の中心は「期待に届かないこと」です。
一方、「dismay」は、失望だけでなく「ショック」「不安」「混乱」といった感情も含まれる、より深刻な印象を与える語です。ニュースや予期しない出来事に対する反応として使われることが多く、フォーマルな文脈で使われる傾向があります。
まとめ
今回は「disappoint」と「dismay」の意味や使い方の違いについてわかりやすく解説しました。「disappoint」は期待に添えなかったときのがっかり感を、「dismay」はそれに加えて驚きや不安、ショックといった強いネガティブな感情を表します。文脈や感情の強さに応じて使い分けることが重要です。